先日、お泊りデイサービス利用中の利用者さんを連れて
今後入所する予定の施設の見学に出かけました。
ご本人希望で、お昼ご飯は松屋の牛丼をペロッと平らげました。
すごく、お元気です
ところが
施設の相談室に通された直後に急変!!
いきなり、体が左に傾き、目が見えないようで手探りのしぐさ
よだれが落ちてきて呂律が回らない。
陽ちゃんは熱中症より脳梗塞を疑い、すぐに救急車を要請。
救急車が到着する頃には、落ち着いてきたのですが安全のため救急搬送。
検査の結果
一過性の脳梗塞が起きたようです
一人のときだったら、そのまま倒れて危なかったかも・・・・
この方はすぐにデイサービスに戻ることが出来ましたが
もともと癌の末期で余命2ヶ月宣告を受けている方なので
さすがの陽ちゃんも様子を見ることより、救急車の要請をすぐに決断しました。
今週の初めには朝5時過ぎに心臓が苦しいと電話を受け
救急搬送された利用者さんは今もなお入院中
カラオケ大会の日(30日)には近所の高齢の方が熱中症で孤独死
毎日毎日、朝礼で熱中症の危険と予防を呼びかけて
ヘルパーさんには水分と塩分の補給を心がけ・・・・
そして、7月31日の朝
陽ちゃんの担当の利用者Sさんが事務所に顔を出してくれました。
「暑いから気をつけてね~」って声をかけ、いっぱい水分も飲んでもらった。
そして、自宅へ帰ったはずのSさんは西成区から離れたところでヘルパーに目撃されている
いやな予感がした
初期の認知症のSさんは時々迷子になり警察で保護されるのです。
この日も、夕方の所在確認の指示を出したが、夜中の緊急出動をすでに覚悟した。
すると、午後3時に救急隊より電話連絡
Sさんが自宅で倒れていると救急要請がご近所より入りSさん宅へ向かったが
Sさんが、救急搬送を拒否しているとのこと。
陽ちゃんはすぐにSさん宅へ向かい、病院に行くように説得するが
認知症のSさんは理解できないようで、険しい表情で「行かん」と答える
本人が拒否すれば救急隊は無理やり搬送するわけにはいかないのです。
この日、西成の救急車はすべて出はからい、お隣の阿倍野区から救急車が来てくれていた
とっても優しい救急隊員さんでした。
まず、Sさんは玄関から畳の上、ベットの上まで便だらけで寝てました(苦笑)
「すいませ~ん」と玄関で声をかける陽ちゃんに、救急隊の方は
「気をつけてよ。便だらけやから靴で上がったほうがいいよ~」って声をかけてくれました。
まあね、介護をしているとこんな状況はよくあることです(苦笑)
便を踏まないようにSさんのベットに近寄りしゃがんでSさんを説得する
しかし、どうにもならず、救急隊の方は
「また、いつでも救急車呼んでください。このままでは夜も危険ですよ」と言ってくださる
陽ちゃんは名刺を渡し、夜中にSさん宅への救急要請があったら
陽ちゃんに電話くださいと伝えた。
その後、Sさんの主治医に連絡し、緊急往診にて点滴を行ってもらう。
31日は木曜日で病院は午後は休診です
なのに、陽ちゃんは直接Drの携帯に電話をかけて、対応してもらった(苦笑)
Drが来るまでに必死で玄関の大量便を片付ける
でも、臭いは充満してどうにもならない(苦笑)
ご本人も便だらけなので着替えてもらうも、熱中症で大汗をかき
ぐったりしているので、ほとんど抱えながらの衣類交換
まぁ~陽ちゃんの服に少々の便がつくのも想定内(笑)
点滴中は無意識に針を抜いては危険なので、陽ちゃんは1時間、Sさんの手を押さえながら
Sさんがウトウトしたときを見計らい、床の掃除
夕方5時、いつもどおりヘルパーが訪問してきたので
残りの掃除はヘルパーに任せて事務所へ戻ろうと自転車に乗った
しかし、
なんだか臭い
陽ちゃんが臭う(苦笑)
服に便がついた程度ではこんなには臭わない(いつものこと)(笑)
Sさんの部屋では、部屋中が臭かったので気にならなかったが・・・(苦笑)
おそらく、かばんを斜めにかけたまま、座り込みSさんを説得した時でしょう
陽ちゃんのかばんの裏にべっとり・・・・う○こが・・・・
もちろん、靴の裏は覚悟の上だったけど・・・まさか、かばんに・・・・
皮のバックを熱湯で洗いました(苦笑)
あはは
運がついたので宝くじでも買えばよかった(笑)
翌朝、6時前にSさん宅を訪問
昨夜の夕食は食べていなかったので、処分し、新しいおかずを用意する
お茶をいっぱい飲んでもらい、もう1日様子観察することとする。
なんとか、いつものSさんの体調に戻ってきました。
しかし、今年の夏は、いつもの夏に比べて、救急搬送の確立が高いです。
救急車のサイレンが途絶えません。
本当に、みなさん
気をつけてくださいね♪