嬉しいことがいっぱい♪

取り急ぎ、嬉しいご報告です♪

Ｉさんが本日より治療再開すると、ご本人から電話が入ってきました♪

「この間は悪かったなぁ~」

「一人ぼっちじゃないから、がんばるわ～」との力強い言葉♪

きっと、お姉さんたちの気持ちも伝わったし、ニコニコの気持ちも

ちゃんと伝わったのだと思います

もう、嬉しくて、嬉しくて、事務所で報告を聞いた皆は

陽ちゃんを先頭にウルウル状態です（苦笑）

もう、ひとつ嬉しいことがあるんだけど、今日は大忙しで書けそうにありません

また、次回ですね♪

Ｉさんの事、ご心配くださった皆さん、ありがとうございました（ペコリ）

昨日のIさんのその後・・・・

 動画を持って病院に向かった社長ですが
結果的には動画を見ていただくことは出来なかったようです。

14時に病院に向かってから、帰ってきたのは夜の10時過ぎでした。
陽ちゃんも、帰るに帰れず、仕事しながら（ネット徘徊）しながら待っていました。

Ｉさんのお姉さん夫婦が病院に到着し
治療を受けるように説得するも聞き入れず
主治医と看護師さんと社長とうちのケアマネがず～っとベット横に付きっ切り

最終的には、自主退院すると言い出し
動けない体で車椅子に移動しようとされるそうです。

そのため、片時も目を放せない状態だったとか・・・・

陽ちゃんはＩさんが治療を拒否してるって話を聞いたときから
これはＩさんのＳＯＳなんだ！と思っていました。

Ｉさんの性格も充分理解しています。

家族も呼ぶな！っていうのは呼んで欲しいの裏返しだと思っていました。
なので、あえて家族に連絡しました。
いえいえ
そうでなくても連絡しないわけにはいかない状況です。

死にたいって言う人は、本当は死にたいくらい辛いってことなんです。
本当に死を選択する人は、誰にも話しません。
話すと引き止められるからです。

Ｉさんが自主退院するって言い出すのも
やっぱり、引き止めて欲しいからです。
誰かに傍にいてもらいたいからです。


でも、ＳＯＳなんだって確信できたのは
病院から戻ってきた社長の話を聞いたからです。

持参した色紙は誰もいなくなってから一人で見たい。
動画も今は辛くて見れない・・・

ってことは
後で落ち着ける時間が来るってことでしょ。

しかも
食事も水分も摂らないのには理由があったようです。

食事や水分を摂取して透析を受けないでいると
その水分がすべて浮腫みとなり危険な状態になる。

それなら何も食べない、何も飲まないほうが危険度が少ない！
そうＩさんは考えたそうです。

ほらね
やっぱり、死にたいわけじゃなかったんだ～
って、確信したのでした！！

それならば
Ｉさんが納得がいく方法を考えてあげられる。
社長が病院に行っている間にも、ショートステイで緩和ケアが出来るところを探していました。

ショートではなく入居できればニコニコのスタッフが訪問することが出来る施設も探しました

ひと晩中ご家族がＩさんとゆっくり話し合うそうです

自分の人生どう最期を迎えるのか
死にたいと思うのは、生きていることが辛いから
その辛い荷物を少しでも陽ちゃんたちが受け持ってあげて
死にたいほど辛い　から　少しなら頑張って生きられるかも
という気持ちになってもらえたらいいなと思っています
それが、介護だと思っています
その辛い気持に寄り添いながら、一緒に考えてあげる事
それが陽ちゃんの仕事です。


しっかし
せっかくの動画がお蔵入りなんて～（苦笑）

今回の動画作成でも、うちのスタッフの心の優しさを感じることが出来て
やっぱり、最高のスタッフだなあぁ～って感じました♪

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私たちにできること・・・・(8na-8na)

今日は8na8naの日だった～
 
また忘れていました
 
と言うことで追加で慌ててお花の写真をアップしています（ペコリ）





我が家の玄関のお花です

忙しくてお手入れできないので、ネットで購入したお花です（苦笑）

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現在68歳のＩさん

透析を始めてもう、30年以上経つそうです

室内は何とかつかまりながら移動できるのですが
 
外出時は電動車いすを使用しています。




陽ちゃんが出会った頃は、まだまだお元気で

淡路島に旅行に出かけたり

日曜日は普通に「映画を見てくるわぁ～」と出かけていました。




ここ最近

透析後に辛さや呼吸困難を訴えられて

帰宅後も食事を摂る事さえしんどい・・・と言われるようになりました。

2ヶ月前にお尻にしこりが出来たとのことで入院して手術を受けられました。

このしこりは良性のため、除去すれば何の問題もなかった。




リハビリを含めて1ヶ月の入院のはずでした

ところが

このＩさんは予定より早く退院してこられました。

おそらく、病院でリハビリをしっかりと受けてこなかったのではないかと思います。




気になってはいたのですが

ご本人が退院してきてしまったので、どうにもなりません。

案の定

退院から2日後に自宅で転倒

このときはご近所の方が助けてくださったそうです。




その後もやはり具合が良くならずに

入院して検査を受けることになった。




それから1ヶ月・・・・

検査が終わったため、いつもの透析の病院に転院することになりました。





今までは入院しても、数ヶ月の間にはちゃんと自宅に戻って来れていたのです

でも、今回は自宅で一人で生活するのは難しいでしょうと病院で告げられたそうです。

確かに

今の呼吸の状態では、苦しそうで、私たちも見ていて辛い

在宅酸素の取り扱いの練習をして、誰でもすぐに酸素の準備が出来るように

事務所内で何度も研修を行った

しかし

それは急場しのぎでしかない


夜中やヘルパーのいない間に苦しくなったらどうしようもない。

それはＩさんもちゃんと理解している


自分でもどうしようもない身体

きっと何をしても楽にならないんだろう

これからの生活も何も考えられなくなってしまったんだろう



何とか自宅で生活する方法はないか・・・

24時間体制の介護が出来ることを話してみても

もう、Ｉさんには今後の自分の生きていく姿が想像できないらしい。



そして

Ｉさんは土曜日から　すべての薬と透析と食事を拒否している

お水さえ飲まないようです。




それは・・・・死を意味する



しかも、医者はそんなに遠い話じゃない

一週間もつかどうか・・・・

今日中に家族と相談したいので病院にまで来れるか！と言っている




病気の知識のない陽ちゃんにもわかる

30年以上も1日置きに病院に行き、半日かけて人工透析を行い

体中の血液を入れ替えなければならない生活を続けていたのです


お盆だろうがお正月だろうが

週3回の透析は休めない！！

そんなＩさんがもう、4日間も透析を受けていないのです


「家族にも知らせるな」



「早く楽にしてほしい」


どれだけ説得しても、聞き入れてくれません。

どれだけお願いしても、聞き入れてくれません。



切なくて　切なくて

こうやって、文章にすると淡々と書いているように思えるでしょうが

胸が詰まって・・・・

自分の感情を抑えるのに必死です

スタッフの前で陽ちゃんが涙を見せるわけには行かないから！



どうにかして、薬だけでも飲んでもらいたい

生きる気力を持ってもらいたい・・・



私達にできることは何か・・・・

一生懸命考えて、頑張っているＩさんに「頑張れコール」は出来ないので

「待ってるよコール」を送ることにしました。





あ～

またまた横向きの画像になっちゃったけど

色紙にメッセージを書きました



陽ちゃんは「希望の木」と名づけて

スタッフの想いが届くように、顔写真も貼り付けました

残念ながら

急だったのでお休みの人のメッセージはもらえなかったので

少しばかり寂しい葉っぱになりましたが

元気になってくれることを願って、

生きる気持ちになってくれることを願って、作りました。




ホワイトボードには

大きく画用紙で「まってるよ～」をアピール

これも、いきなり画用紙に筆で書いたので、ちょっと大きさがバラバラ

まぁ～　これも手作りの良さってことで・・・・（苦笑）


そして

このホワイトボードの前で

みんなで声のメッセージ♪



■作・演出・・・・♪陽ちゃん

■出演者・・・そのときにいたスタッフ（残念ながら仕事で不在のスタッフは写っていません）







上手く見えるかな？

撮影が陽ちゃんなので少し画像がぶれていますが

この動画をipadで見てもらおうと

お昼休みに撮影して、すぐに社長が病院に持って行きました。

みんないろんな複雑な気持ちですが
 
5月11日（日）に行われる、ニコニコ招福まつりで演じる

水戸黄門の衣装を着けてのメッセージです♪



最後まで普通に笑顔で、ニコニコらしい動画ができたと思っています。
 
 
・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・


さっき

社長から電話がかかってきました。

やはりＩさんは頑なに治療のすべてを拒否しているとのこと・・・・

もう、陽ちゃんは病院には行けません

だって、そんなＩさんの姿を冷静に見て受け止めることが出来ないと思うからです。



どんな思いで自分の人生を終わりにしようとしているのか

若い頃は銀行マン　結婚には縁がなかったようですが

車椅子になってからも積極的に外出し

ニコニコの夜店やお祭りにはいつも真っ先に来て

最後まで一緒に楽しんでくれるＩさんでした。



スタッフを全員を自分の周りに呼び

真ん中で笑顔で写真に写るのが大好きだったＩさん

行事の後は必ずその写真を拡大して欲しいと言われ、ラミネートして自宅の壁に

貼ることをとても喜んでおられた。



そんなＩさんだから

この動画で生きていて欲しい　と言う私達の想いを伝えたかったのです

少しでも心が揺れてくれたら、まだ望みはあるかもしれないと思ったのです



もうすぐ

淡路島からお姉さんが病院に来られるはずです。

陽ちゃんは電話で

「なんとか、お姉さんの力で、

生きることを諦めないように説得してください」ってお願いしました。




明日も明後日もその先もずっと　ずっと



　　　　　　　Ｉさんが希望を持って生きていられますように～　（願）

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Ｍさんとのなが～い1日♪

あ～～
タイトルには　Ｍさんとのなが～い1日♪　なぁ～んて
♪マークをつけてみたけれど・・・・

このＭさんとの関わりは１２年前になります。
知的障害と身体障害の両方がある方です
Ｍさんのお母さんが胃がんで寝たきりになり、陽ちゃんたちが介護をするようになりました。

その頃は、まだ、Ｍさんは５０歳
しっかりと自分の足で歩けていたし、腕もまっすぐ伸びていた。
お母さんが、「この子は私の宝物なのよ～」っていつも言っていた。

そのお母さんが亡くなる時に陽ちゃんにこう言いました。
「Ｍちゃんをあんな風に育てたのは私なんやろなぁ～。育て方を間違えたことに今頃気がついたけど、もう、遅いなぁ~（泣）」
「これから先は、主任さんが（陽ちゃんのこと）Ｍちゃんを１人で生きていけるように見てやってほしい。どいうにかお願いします」と・・・・
 
この時、陽ちゃんと同じマンションに娘（Ｍさん）を引っ越しさせるとまで言われていましたが
Ｍさんの人生すべてを引き受けることはできないので、勘弁してもらいました（苦笑）

本来ニコニコは高齢者介護のみで、当時は障害者支援は行っていなかった。
でも、この時のお母さんとの約束を守るために障害者支援の申請を大阪府に提出しました。

あれから１２年
陽ちゃんがＭさんに言い続けてきたことは「可愛いお婆ちゃんになろうね♪」の一言です。

お母さんを亡くしてから１年間は毎日事務所に来て一緒にご飯を食べました。
手の拘縮がおこらないように、腕を伸ばす体操を一緒に行っていました。
クリスマスを祝った記憶が無いと聞けば、陽ちゃんが手作りのケーキを作ってあげました。
 
 
 そんなＭさんですが、年齢と病気と共に性格も変わってきました。（笑）
 最近では「めんどくさい」「やりたくないねん」「どうでもええねん」などと
ヘルパーに物を投げたり、暴言を吐いたりの毎日です。
「可愛いお婆ちゃん」はどこへやら・・・・
 
当初より右足は装具、左足はサポーターを使用して歩いていたのですが
最近は、装具の装着を嫌がり上記のような暴言
どうやら、以前から朝の訪問時にヘルパーが装具を装着した後
自分で外していたようです。夕方ヘルパーが再度訪問する時には
１日中、装具を装着していたかのように自分でつけていたとのこと。

そのうえ年々下肢筋力が落ちてきて、転倒が多くなってきたので
このたび、装具を作りかえることとなり、一緒にリハビリセンターにて
診断・申請・測定などを行ってきました。
    
 
車の中で
社長に「なんで装具をつけないの？」と聞かれると
「めんどくさいねん」と答える

そんな言葉社長には通用しない
もちろん
「面倒くさい？そのせいで歩けなくなってきてるんやろ～」と注意される。
 男性なので、女性ヘルパーや陽ちゃんが注意するより
怖く聞こえるのは確かです（笑）

まぁね、知的障害や認知症も発症しているので仕方がないのかもしれないが
装具屋さんや、医者の前で、「装具をしてなくて社長さんに殴られた～」って
泣きつくのです（苦笑）
この言葉には陽ちゃんも驚きました
「なんだって？？？」「いつ殴られたの？」って聞き返すと
「いつかわからん」「そんな気がする」とＭさんは答えた

「はぁ～～～？？？」
介護者がそんなことをしていたら虐待じゃん！！

確かに見た感じは怖そうな社長だが
ヘルパーより陽ちゃんより一番優しいのが社長なんです（マジ）

認知症で作話があるにしても、第三者の前で殴られたはないでしょう～～～

おかげさまで医者も装具屋さんも
「せっかく作った装具をはめないで歩いたら、誰でも怒られるわ」
「殴られても仕方ないわ」とＭさんに話して下さったが

陽ちゃんは「いえいえ、殴っていませんから～」と必死で伝える（苦笑）



こうやって、足の形を石膏で作成する間中
「ヘルパーさんはご飯も作ってくれない」
「家の中で１人で全部やっている」

と、いい加減な作り話を始めます

だって、そんな話をすると、誰もが
「かわいそうになぁ～」って言ってくれるからです
仕方がないのです
それが彼女の生きる知恵なんですから・・・・
生まれてすぐに小児麻痺になり、他人から可愛そうに～って
言われることで、人の注目を浴びられるということを自然に学んだのですから・・・

  

型取りが終了すると、Ｍさんは満面の笑顔♪
でも、横で聞いていた陽ちゃんは
次は何を話すんだろう？？とハラハラドキドキ（マジ）
 

左足も同じように石膏で型を取ります
 固まった石膏を真ん中で切り取ります

このときは
｢足を切られる～～～」って叫んでいましたから・・・・
さすがに
装具屋さんが「堪忍してくれや～」と泣き声でした（苦笑）



 
はい
左足も完成♪

あ～～
普段、自宅で１対１の時は何を話そうが、嘘をつこうが、作り話を始めようが
ヘルパーの悪口を言おうが、私たちはそれが病気だとわかっているので
すべてを受け止めます

まぁ～今回のように、ここまで時間をかけて話していると
Ｍさんの話をすべて鵜呑みには出来ないことは皆さん理解してくれます。

 
しかし
改めて、初めて会う人の場合　こんなに大変なんだぁ~って感じました。
Ｍさんに「作り話でしょ～」　「嘘をついているでしょ～」とも言えない

相手が、その言葉を信じなければよいのだが
どう受け止めたかまでは分からない・・・・
このあたりが、本当の家族なら、直接注意も出来るのでしょうけど
介護者ともなると、言葉を選び、本人も回りも不快にならないように
さまざまなことに気を配ります。（プロですから）（笑）

そんなこんなで、Ｍさんとのなが～い1日は、さすがの陽ちゃんもクタクタになってしまいます。

あ～
なのに、今回の型取りは少し、業者さんが失敗したようで
来週もまた車で1時間の移動です
これで3回目です・・・・

こんな疲れきった体には
やっぱり、栄養補給しかないですね

むふふ
明日の記事は・・・・もちろん陽ちゃんのグルメ日記です♪

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何でもやりまっせぇ～♪

今日はニコニコ大工さん（笑）


さすがに外は寒いので、事務所の隣の倉庫内で作業中♪

アジャスターをつけて高さ調整が可能です♪



表から見るとこんな感じ♪



っで、何が出来たのかって？？
見てのとおり
お立ち台ならぬ　お座り台（笑）



実は、利用者さん宅の玄関の段差解消です



この、Ｋさんは病気で立つことが出来なくなりました。
玄関の段差のせいで自分でドアノブまで手が届かなかったのです
そこで、社長がぴったりのサイズで床の延長台を作ってくれました。
これで、一人でドアの開け閉めや施錠ができるようになりました♪



そして、もうひとつ
これも利用者さんＮさんの段差解消台です



Ｎさんは９３歳の独居の女性
認知症どころか、介護保険の難しい書類でも、ご自分で区役所に
電話で尋ねながら、きちんと書類提出されるほど、しっかりしている方です

ただ・・・
股関節が人工関節のため歩行がしにくいのです。
この玄関の段差が辛いと言うことでいろいろ市販の台を探してみましたが
やっぱり、長さや高さがちょうどいいものが見つかりません。

そこで、ニコニコ大工さんの登場となったのです♪
以前から使っていた台の延長分がばっちりいい大きさで取り付けられました。
車椅子を出し入れするために動かせる台が必要だったのです。

普段は部屋からリモコンで鍵の開閉が出来るようにしてあるのですが
宅急便など、どうしても玄関まで出ないといけないことがあり
これなら、靴に履き替えることもなく、玄関まで行けます♪

ここでもアジャスターが活躍
何しろ何十年も住んでいらっしゃる家なので、タイルの高さも微妙に違う。
それでも、グラグラしないで安心して歩けます

ちなみに
このＮさん宅は陽ちゃんも頻繁に訪問するので
陽ちゃんが乗っても壊れない強度が保たれています（笑）

相変わらず、頼りになる社長さんです♪

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