小学校の桜は数日の暖かさで、見事に満開です♪
青空と桜の空気感はサイコーに春を感じさせてくれますね。
入学式までこのまま咲いていてくれるといいのにね~
明日からまた下り坂・・・心配です
入学式が終わると、この小学校は敷地内解放で通り抜けが出来ます♪
車椅子の利用者さんを連れて行ってあげたいなぁ~
ここは、公園です。
自転車で走行中に電話が鳴りました。
ちょうど、この公園の前だったのでラッキーです♪
難しいお話も桜の花を見ながら、少し温和な気分で会話が出来ました(苦笑)
見上げれば桜(笑)
先日TVで「君に届け」を見たばかりだったので
ハートの形の桜の花びらを探しましたが、そんなロマンチックな花びらは降ってきません(笑)
最後に我が家の桜♪
まだ、つぼみです(笑)
陽ちゃんと一緒でシャイなもので・・・遅咲きのようです(笑)
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どんな人にも最後の時期はやってきます。
今回は「告知」と言う事に関して深く考えさせられました。
84歳のKさん(女性)肺がんの末期です。
身体障害(左麻痺)と知的障害(カタコトの単語のみ可能)55歳の娘さん(次女)と2人暮らし
出会ったころのKさんはものすごくパワフルで、宝塚の男役のように
カッコイイ女性でした。
マンション経営などで超忙しいのに娘さんの車椅子を押して梅田のホテルでランチバイキングをするようなモダンな感覚の女性♪
そのうえ、天涯孤独のお婆ちゃんを一生懸命お世話するような優しい人でした。
他人に優しく出来る人は、困った時には他人から助けてもらえるものですね。
今回も、夜中に緊急出動したり、長女さんが滋賀県から飛んで来るまで2時間待機していたりする陽ちゃんや時間外でも走り回っているヘルパーさんや、ご近所の方などの優しさに接し、
「元気な間に良い種を巻いてたおかげやなぁ~ 良い花が咲いて、自分に返ってきたわ~」と
ベットの中で、頭を動かす事も出来ない状態なのに、絞り出すような声で話されていました。
このKさんが肺がんの末期である事を長女さんや陽ちゃん達が知ったのは去年の暮です。
医者から余命宣告も聞かされた娘さんは、「絶対に本人に内緒にしていてほしい」と強く希望されました。
最終的に緩和ケアを希望されたのですが、それには本人への告知が絶対条件になってきます。
それでも長女さんは、なんとか本人にごまかしながら緩和ケアへ繋ごうとされました。
結果
受け入れてくれる病院が見つからず、何度か急変の度に陽ちゃんが救急車を要請したいと
娘さんに相談をかけましたが、その場合は病院を選べないと言う理由で断られました。
長女さんは滋賀県で暮らしているためKさんの病状は電話でしか伝える事が出来ません。
時間のある時には、様子を見に来て下さるのですが、ここ1週間の急性増悪の状態が
なかなか伝わりませんでした。
救急搬送を拒否される以上、自宅で介護するしかありません。
肩で息をするようになり、ゼロゼロと喘鳴音がおさまりません。
「もう、わてあかんみたいや」「このまま死んで行くんかなぁ~」ととぎれとぎれに話されるKさんをみて陽ちゃんは、長女さんに「すぐに来てください。今晩は泊って下さい」と電話をかけました。
Kさんは「このまま死んだら残された次女さんはどうなるの?」とわざと明るく問いかける陽ちゃんに
「後の事は元気なあんたらに任せるわ」「もう、何も考えられへん」と言われました。
本当はお元気な頃、陽ちゃんに最後までこの子を頼むわな!と言われていたKさん
自分の死期の告知を受けていたなら、こんなに弱ってしまう前にきっと、何か考えていたはずです。
長女さんが滋賀県に引き取る話を聞いていますが、これが本当にKさんの希望ではなかったはずです。(長女さんに負担をかけさせたくないと思われていました)
陽ちゃんが電話で長女さんを呼び出し、一晩一緒に過ごしていただき、翌朝長女さんの判断で
救急車を要請されました。
緊急搬送後1日半でお亡くなりになられました。
長女さんは入院が長引かずに済んで、理想の亡くなり方でしたと話されるが・・・・
告知をしなかった事により、一番辛い時期を専門家によるケアではなく、陽ちゃん達の単なる訪問によるケアしか受けていただく事が出来なかった。
何より、残される次女さんの行く末をきちんと決めさせてあげる事が出来なかった事が
陽ちゃんには残念で仕方ありません。
今後は次女さんの生活が大阪なのか滋賀なのか、まだ何も決まっていませんが、
きちんと支援してあげたいと思っています。
Kさんが心から安らかに天国に行かれる事を願っています(合掌)
春は別れだけではありません。
いよいよ、南京虫の91歳のお婆ちゃんが自宅に戻ってきます。
またまた、陽ちゃんは大忙しになりますが、やっぱり帰って来てくれると嬉しいですね♪