招福まつり （打ち上げ編）

今回は涙　涙の打ち上げでした（苦笑）

って、言うより、お祭りの最中も涙がこらえきれないスタッフが・・・・

って、これは陽ちゃんも一緒なのですが

陽ちゃんはプロです（一応）

涙を悟られないようには出来ます。演じられます（苦笑）



多くの利用者さんが１年に１度のお祭りをとても楽しみに待ってくれています。

その中でも、今年は特に・・・・



先日、癌の末期の宣告をされた利用者Ｍさん

毎日の口癖が

「お祭りまで生きられますように・・・・」と言うものでした。



明日の命さえ不安に感じておられる利用者さんに、明日も　明後日も・・・・

そう、思ってもらえるように、カイワレ大根やスプラウトを育ててもらうことにより

明日の楽しみ　明後日の楽しみを持ってもらえるように考えました。



この作戦は成功でした。



そして、お祭りの当日、会場にカイワレを持ってきていただきました。

これも　りっぱな作品ですから♪



そして、作品紹介と表彰状が授与されたとき、このＭさんが

「来年も作品作りを頑張ります」と挨拶されたのです。



もう、事情を知ってる私たちスタッフはたまりません。

こらえてもこらえきれない涙を見せないようにトイレに駆け込むスタッフや

招き猫の風船の影で肩を震わせて泣くスタッフ・・・・



お祭りまで生きられたら充分だと話していたＭさん

来年の事を考える事が出来たＭさん

きっと、生きる意欲がわいてきたのでしょう

本当に来年もこのお祭りに参加出来る事を心から願っています♪



そして、私たちが年々年を重ねていくと言うことは、スタッフの親も年をとって行くのです

鹿児島で二人で暮らしているご両親が心配でたまらない垣内ヘルパー

とっても、優しい彼女は、毎日のようにご両親に電話を入れています。



そこで、【陽ちゃん企画　其の１】

垣内ヘルパーに内緒で、鹿児島のご両親に来年の招福まつりに来ていただこうと思い

（来年への生きがいを見つける為）

ビデオレターを作成しました。





【陽ちゃん企画　其の２】

新人スタッフ２名より教育係の担当ヘルパーにお礼のお手紙の朗読

お手紙をもらった教育係が泣くのかと思いきや

新人さんが泣きながら感謝の手紙を読んでいました（苦笑）





【陽ちゃん企画　其の３】

新人スタッフは自分たちがサプライズの手紙を書いたと思っているのですが

実は逆（笑）

教育係よりお手紙の朗読があったのです

こうなると、新人さんの涙は止まりません（笑）

もちろん、周りのスタッフも貰い泣き（笑）





【陽ちゃん企画　其の４】

吉川ヘルパーの旦那様が準備段階から積極的に手伝ってくれて

当日もＴＯＭＭＹと一緒にギターを弾いてくれたり・・・

それもこれも、奥様を愛しているから、奥様に協力してくれているのです。

そこで、奥様の吉川ヘルパーより、パパにお礼のお手紙の朗読



パパが喜んで泣くのかと思っていたら

いつもクールな吉川ヘルパーが泣きながらお手紙を読み始めました。

もちろん　みんな泣いてます（笑）





と言うわけで

今回は素敵な涙のオンパレード

呑んで騒ぐ人なんていない

心があったまる　打ち上げとなりました。


呑んで騒ぐ人はいないのですが
突然、「高原列車は行く」の大合唱が始まりました（笑）



ハンカチも持っていないのにみんな手を振ってます（笑）

思い出の写真もすぐに作成し、その場で手渡すと
みなさん大感激♪







そして
最後のサプライズはＴＯＭＭＹさん作成のクラッシュバルーン

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３時間にもわたる打ち上げでは食べ物も底をつき、急遽陽ちゃんが事務所に戻り
３品作り、持ち込む　そして、何故かその間マスターは皆と一緒に席に付き騒いでる（笑）



陽ちゃんの席なんて、最初からカウンターの中（笑）
「誰の店やねん！！」って突っ込んだ事は言うまでもない（笑）

こんなアットホームな打ち上げで、スタッフ間の絆はグレードアップ♪