義母が旅立つ時には一番力になってくれた滋賀に住む叔父さん。
親戚の中で一番の威厳者だった叔父さんでしたが
1週間前にその、長女より電話があり、
その時に初めて体調不良を聞かされ、3日前に入院したとの話でした。
しかも1週間後には退院で自宅での生活の為の介護保険申請の問い合わせだった。
土曜日に滋賀医大に行くと、叔父さんはもう、話せる状況ではなかった。
お水さえも口に入れてはいけないと言われ、
叔母さんはただ、見ているだけしかできないと憔悴していた・・・
10年前に胃がん、今回は肺がん、入院前日まで車を運転し風邪かな?程度の事だったらしい
叔父さんの体が楽なように体位変換や口腔清拭をしてあげることぐらいしか
陽ちゃんに出来る事はなかった。
何も食べる気にならないと言う叔母さんを誘って、院内でサンドイッチやスパゲティなどを
注文すると、誰かが一緒ならなんとか食べられると、半分ほど食べてくれた。
3時間ほど病院にいたが、叔父さんのご兄弟が来られる時間なので病院を後にした。
車での移動中、叔父さんの思い出話と叔母さんの心配・・・・
それでも、気分を変えなきゃ~と思い、せっかく滋賀まで来てるのだから
どこかに寄って帰ろうと考えました。
滋賀と言えばタヌキ??
結局、琵琶湖バレイに向かいました。
琵琶湖を眺めながら車を走らせます。
滋賀医大から約1時間
琵琶湖バレイに到着です。
ロープウェイに乗って山頂を目指します。
どうやら登山道もあるようで、大きなリュックを抱えている人もいます。
ロープウェイから見下ろすと、チラホラの紅葉
山頂までは大きな鉄塔を3か所通過します。
そのたびにガクンと揺れます。そして高い(苦笑)
いきなり曇ったり、晴れ間が見えたりと、微妙なお天気でした。
ロープウェイの中から見える琵琶湖です。
山頂に着くと、すっごい冷え方でダウンコートが必要な感じです。
こんな大きなストーブが何か所も置いてあり
「冬だぁ~」って感じです(笑)
陽ちゃん達は上着やスカーフ、手袋など車に積んであったものは
すべて装着して上りましたが、やっぱり寒い(マジ)
ブルブル~って身震いする感じですよ。
社長と2人で「冬山登山ってこんな感じ?」なぁ~んて登山した気になってますが
まあどんさん達から見たら、こんなのは山のうちにはいらないんでしょうねぇ~(笑)
ホットコーヒーをポケットに入れてカイロがわりにしました。
この金額は山頂価格??
琵琶湖バレイって、大人も子供の楽しめるところです。
スカイウォーカーと言って空中散歩もできるんです。
興味のある方は
http://www.biwako-valley.com/topics/14114
見てるだけでも、怖いよ~♪
遊歩道には真下が見えるようなせり出した場所もありますが
何しろ風が吹いて寒い(苦笑)
社長の丸めた背中で寒さを感じて下さい(笑)
ちなみに、アベックの男性はひざかけ(ハーフ毛布)を肩からかけてます。
こんな寒い所で長居してたら凍死してしまう~~~♪
わずか20分で下山しました。
(20分に1本の運航です)
下山途中で紅葉とロープウェイの影がいい感じでしょ♪
海のように見えますが、琵琶湖も広いですね♪
叔父さんは1カ月持つかどうかって医者に言われたようですが
夫婦二人で暮らして来て、子供が近くにいるとしても
その淋しさって想像できないですよねぇ~
義母も義父が亡くなって空虚感からお葬式の3日後にいきなり認知症を発症。
それだけ、長年苦労を共にしてきた人が居なくなると
ポッカリ穴が開いたようになるんでしょうね~
陽ちゃんも毎日何十時間も一緒にいて、いきなり社長が居なくなったら
う~~~ん どうなるんでしょうね~~~???
人は支え合って生きている、その片方の支えが無くなると
人と言う字が成り立たない
立っていられないって事ですよね。
なんだか、いろんな事を考えてしまいますね。